最近、自転車通勤している人を見る機会が増えました。颯爽と風を受けて走る姿を見るととても気持ち良さそうですよね。とくに春~初夏、秋は自転車通勤にもってこいの時期ではないでしょうか。
この記事では自転車通勤に興味があるけど一歩踏み出せない方に向けて、自転車通勤のメリットやデメリット、注意すべきポイントなどを解説します。
令和5年4月1日から自転車の乗車時にヘルメット着用が努力義務化されました。
- 自転車通勤に最適な自転車を知りたい
- 自転車通勤をするにはどんな準備が必要か知りたい
- 自転車通勤で得られるものとは?
自転車通勤は楽しい!
もし今あなたが自転車通勤しようか迷っているなら是非やってみるべきです。もちろん会社によっては規則があり自転車通勤を禁止している場合もありますが、そうでなければ思い切ってトライしてみましょう。
自転車だと自動車や電車では気付かなかったことに気付けます。一番はその季節ならではの匂いです。自転車に乗っていると季節の移り変わりが肌や匂いで感じられて、とても清々しい気持ちになりますよ。
自転車通勤に最適な距離は?
自転車通勤するうえで、やはり適した距離というのがあります。毎日のことなので例えば20~30kmの距離を走るとなると体力的・時間的にも現実的ではありません。
距離的に最適なのは5~10km程ではないでしょうか。プライベートでのサイクリングではなく、あくまで会社に到着した後に一日の仕事があることを考慮すると距離的にこの位がいいと思います。
自転車通勤にはクロスバイクがおすすめ
自転車通勤する場合どんなタイプの自転車がいいのでしょうか。5~10km程度であればママチャリでも全然構いません。しかし、毎日使うことを考えるとママチャリよりも軽量で速度も出るクロスバイクが断然おすすめです。
一口にクロスバイクといっても各メーカーから様々なモデルが出ており、マウンテンバイク寄りのものやロードバイク寄りのもの、ギアの数やブレーキの種類など細かくいえばキリがありませんが、通勤という用途であれば余程安物で無い限り、どのクロスバイクでも大丈夫です。
タイヤの太さもロードバイクほど細くはないので、まめに空気を入れるなどしてメンテナンスしておけばパンクのリスクも低いです。ちょっとした段差でもロードバイクほど気にすることなく超えていけます。
以上の点からクロスバイクは通勤にピッタリです。もちろん休日にサイクリングでちょっと遠くまで足を延ばすのも楽しいですよ。
クロスバイクは初めてのスポーツバイクとして乗るにも充分楽しめますし、パーツも豊富なので自分好みにカスタマイズすることでさらに愛着も湧くでしょう。
⇒はじめてのスポーツバイクはクロスバイク?ロードバイク?どっちを買う?
どんな服装がいい?
服装ですが、私服で通勤するのであればパンツ(ズボン)は必須です。ただ裾の広がったタイプは回転部分に巻き込む危険があるので避けましょう。どうしてもそういうタイプのパンツしか使用できないのであればバンドを裾に巻くなどして対処しましょう。
上半身は風でバタつかないものがいいです。例えば薄手の生地を避けてやや厚手のものにする。ボタンでは無くファスナーで前を閉めるタイプ、もしくは被るタイプにするなど。自転車で走っているときに服がバタつくとそれだけで気になりますし、何かに引っ掛けてしまう危険があります。
あと夏場だと、自転車から降りた途端に汗がドッと出てきますので出来れば着替えを用意したほうがいいでしょう。
おすすめのグッズ
ここからは自転車通勤に必要なグッズを紹介します。
ライト
ライトは必需品です。最近は小型・軽量で非常に明るいものが豊富に販売されています。電池は充電式のものが経済的です。
テールライトもあれば夜間に車から認識してもらいやすくなります。安全のためにはぜひ用意しましょう。
泥除け
泥除けは雨の日の必需品です。これが無いと泥や水を跳ね上げて服が汚れてしまいます。出社時に汚れてしまって着替えが無い場合・・・なんて想像したくないですよね。
「雨の日は乗らないよ」という方も、急な天候の変化とかありますのでここはやはり装備しておくと安心です。
取付けはしっかりと装着するタイプから、簡単に脱着できるタイプまでありますので用途・好みで選びましょう。
・しっかりタイプ↓
・簡単タイプ↓
レインコート
これも泥除け同様、急な天候変化に対応できるよう常備しておくと安心です。専用の袋にコンパクトに収納できるものを選べば、普段からリュックに入れておいても気になりません。
ポンチョタイプだと急な雨にも素早く対応できるのでおすすめです。
裾バンド
服装の解説のところでも触れましたが裾バンドもあったほうがいいです。それほど裾の広がっていないパンツでも何かに引っ掛ける可能性は高いです。安価で軽いものなので巻き込み、汚れ防止のために是非装備しましょう。
リュック
自転車通勤用途のリュックは、まず防水性のある撥水加工されたものがいいです。最近は軽量・大容量のものがたくさんあります。
選ぶ際のポイントとして容量は30Lあれば充分、収納ポケットの多いもの、型崩れしにくいもの、耐衝撃性のあるものを選んでおけばいいでしょう。
汗対策
これはグッズというか服装についてなんですが、可能であればポリエステル素材の速乾性の高いシャツを着用するといいです。しかし、それ以上に汗対策インナーを着ると効果が高いです。
インナーの形状はタンクトップや半袖があり、上にTシャツを着るのならタンクトップタイプ、わき汗が気になる方は半袖タイプをおすすめします。
素材は綿の吸湿性、化学繊維の速乾性といったそれぞれの良い部分を取り入れた混合素材のものがおすすめです。
自転車通勤のメリット / デメリット
自転車通勤のメリットは、
- 健康になる、ダイエットできる
- 燃料代、電車代が浮く
- 季節を肌で感じられる
など。
気候が良い時期だと本当に気持ちがいいものです。頑張って続けていればダイエット出来て身体も軽く感じられるようになり健康にもなります。
次にデメリットですが、
- 自転車や装備品を揃えるための初期費用がかかる
- 距離にもよるが通勤に時間がかかる
- 職場に着いてから着替えなどの汗対策に時間をとられる
といったところ。
初期費用はどうしても必要ですが、継続できれば元は取れます。あとは時間的な問題をクリアできればデメリットは無くなります。
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まとめ
職場が自転車通勤を禁止しているなど諸々の問題がクリアできるのなら、ぜひ自転車通勤にチャレンジしてみましょう。
自転車にハマってしまって将来的にロードバイクをカスタマイズするようになり、週末ごとに長距離ライドをこなすような本格的な自転車趣味の世界が広がるかもしれませんよ!